まつさをな

最近全然更新してませんでしたね。テストなんかもあって忙しくてパソコンにすらあまり触れてなかったので・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう２０日近く経ってしまいましたが、「まつさをな」の感想を行きます！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだ公演は終わっていないので、見ていない方はネタバレ注意！

まっさおな、というタイトルからかなり爽やかな話なのかな？と思っていたのですが、悲劇的な面も大きかったですね。いや、とっても爽やかな話でしたけど！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はこの作品、すごく好きです。

千鶴の一途さ、かわいらしさがすごく印象的でした。頑張って義理の家族達を守ろうとする姿はとても格好良くて、けなげで、時々痛々しいくらいでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こういうパターンの話だと、ヒロインの言ったことを相手役の人だけは信じて・・・っていうのが普通というか、良くあるのですが、このお話では誰も千鶴のことを信じてくれなくて、静馬に脅され続ける姿がとてもかわいそうで・・・。啓一郎気づいてあげてよ！と叫びたかったです・・・。でも、そこが良いんですよね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　啓一郎に頼らずに、自分から静馬に挑む千鶴は本当に格好良かった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千鶴の殺陣はどれも格好良かった！！

そして啓一郎。おっかーさんのまた新たな一面が見られたような気がします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　無口で、真面目で、真面目すぎてぶっきらぼうなところもすごく魅力的でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし、おっかーさんと温井さんはラヂオとのギャップがありすぎてびっくりです。めっちゃ白いおっかーさん！好きです・・・！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回啓一郎の殺陣は少ないのですが殺陣とか、そういうところではなく、真面目でまっすぐな生き方にとても魅力を感じました。

誰よりも存在感があったのはもちろん粟根さん。生では初めての粟根さんだったのですが、面白い！登場するシーンは全て笑いに包まれてました・・・！どうやったらここまで面白いことができるんだ！と思ってしまうほど。でも、真面目なシーンではすごく大きな存在感があって、本当にすごい役者さんなんだな、と思いました。

青柳夫妻は本当に素敵でした。坂口さんの良妻ぶりも見ていてすごく気持ちよくて・・・。「啓一郎は千鶴と結婚させたい」ということを話すシーンは母としての強さもあって、芯の通った女という感じがしました。

大内さんは、今回は黒いと聞いてはいたのですが・・・思った以上に真っ黒でしたね。　　　　　　　　　　　剣がすごく強そうで怖い感じもしました。４対１で戦うシーンも、静馬なら勝てそうな感じがしました・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見ている途中で、なんだかＴＲＵＴＨの鏡吾と同じパターンだなぁと思ったのですが、脅されていた、という分よけい可哀相な人でした。きっと、良心なんてとっくの昔に手放してしまったんだろうなぁ・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それでも妹を思う気持ちは変わらないのでしょうね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そして、誰よりもラストで、私が良かったね！といいたかったのは三浦さんです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回はせっかく両思いなのにまた成就しないのか！と思ったら、最後には幸せになれたようでこっちまで嬉しくなりました。すごくいい人でした。人が良いという感じですが。

春衣さんも爽やかで好きです！最初は鉄之助のことは好きじゃないのかと思っていたのですが、両思いだとは・・・。じっきーさんも実は生で見たのは初めてだったのですが、やっぱりかわいいですね！　　　　　この時代の女性の一歩引いた感じがありました。

勝太郎さんは、おいしいようなおいしくないような役でしたね。というか、名前が良く聞き取れなくて、キャスト表を見て初めて名前を理解しました・・。　　　　　　　 　                                            　　　　 　若先生という役は畑中さんは初めてだと思うのですが、なかなか合っていて格好良かったです。時々、勝さんは春衣さんが好きなのかなぁとも思えたのですが・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　傍観者のような役所なので、唯一冷静な判断のできる人だったのかな、と思います。

そのほかの方々も、色々意外なキャラで面白かったです。ところどころ、重みのない感じのするところもありましたが、見終わったあとすごくすっきりしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラストの啓一郎が告白するシーンが大好きです＾＾ラストの４人はすごく幸せそうで素敵でした。　　　　　　　静馬はこれからどうなるのか気になりましたが、死なずに彼なりの人生を送ってくれればいいなと思います。　

時代劇はＴＲＵＴＨ以外、観たことがなかったのですが、まつさをなはとても好きです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう一回観たいところですが、もう公演も終わりですね。さすがに遠征はできないので、これから観る方は、楽しんできて下さい！東京千秋楽は楽しかったです！

相変わらずまとまりがないですが、これにて！